観客席散歩の倉庫

 

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 「光の雨」於池袋/新文芸座 2001/12/12  2001/12/24

なんと言うか、僕にはツライ映画です。 映画そのものは連合赤軍の実態とかバックステージ物としての表現とか青春群像劇として良くできているのですが、描かれている連合赤軍の実態があまりに人に対する愛が無いものですから、観ていて辛くなります。 それを救うためにバックステージ物としての青春群像劇という構造をとったのかもしれませんが、そんな程度では救いきれない狂気が溢れているために観終わった後でいやな気分がする方もおいでかもしれません。

ついつい、地下鉄にサリンを撒いた某カルト教団の間違った信奉や、自己中心で愛の無い指導者に乗せられただけの行きすぎた改革などと重ね合わせてしまいます。

その意味ではこの映画が描こうとしている事は的確に表現されて完成された映画なのだとは思いますが・・・

あとはご自分でご覧になって評価してください。 できれば皆さんのご意見を[あなたの観客席]にアップしていただけると嬉しいです、映画は芝居以上に個々のとらえ方の違いが表れると思いますので。 

 

「みんなの家」於仙台/日乃出劇場 2001/06/19夕方  2001/06/23

仙台と言えば牛タン!という仙台出身の仲間の言葉を信じて、焼肉屋でチョット豪華な昼食をとった後は地下一階の邦画館へ入りました。 こちらは正規の料金でしたが、女性だったらレディース・デイとかで、こちらも1,000円だったそうです。

ウーム、先に判っていたらトラックから女性の衣裳とウイッグを用意してきたのに・・・(^^

 で、映画のほうですが、たぶん面白いほうだと思います、周りの奥様方(レディース・デイで女性が多かったです)はけっこう笑っていらっしゃいましたから・・・でも大爆笑ではなかったですね。

話の面白さで笑ってしまったというよりは役者さん個々の力や魅力で笑わされていた、という感じです。

なんだか三谷サン悪い意味での映画の遊びの部分を覚えてしまったと言うような感じです、手慣れてしまったとでも言えば解っていただけるでしょうか、僕としては同じ遊ぶのでも「ラヂオの時間」のときのように真剣に一生懸命遊んでほしいと思ったのですが・・・

まあ、ご自分が家を建てたことのメモリアルのような、私小説的な映画ですので、しょうがない部分もあるとは思えるのですが、やはりそれだけでは終わってほしくない作家、監督さんの一人ですものね。

でも、久しぶりで吉村実子さんを大画面で拝見できたのは本当に嬉しかったですね、画面の端でみせるちょっとした表情の変化などはホントに魅力的な素敵な女優さんだと思います。

親父さん(八名さん)も出演していましたしネ !

なんかやっぱり役者さんのことばかりだなァ、これじゃまるで伊丹さんの「タンポポ」のときみたいだ・・・()

 

 

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