l  観客席散歩

お気に入りや過去に観た芝居です。

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游劇社「新説・昭和桃尻姉妹」 阿佐ヶ谷/スタジオ・アルスノーヴァ 2004/02/7  2004/02/8

ここ何回か游劇社の芝居を観にいけなかったので、今回は久し振りということになるのですが、今回の作品はオマージュ的な要素が強くなっていて、・・・・?!?という感じが強かったですね。

いや、鳳作品にはいつもそれが憑いてまわっているとは思うし、それが魅力だとも思っているのですが、いつもだとそれを乗り越えた人間の不変の部分に踏み込んで、心の根底から揺さぶって浪漫を体感させてくれるのですが、今回はその部分がゴッソリと抜け落ちていたというか、表現されていなかったというか・・・まぁ、とにかく体感の域までいっていないのが残念に感じた舞台でした。

ぁ、もちろんおもしろいんですよ、ある程度には・・・女優さんお二人もガンバッテおいででしたし !

ただ、今回はそのお二人の役者に寄り掛かりすぎのような気がしました、いゃ、それだけの力を備えてきている女優さんなので、その気持ちも解らないでもないのですが、お二人の会話のテンポと間が微妙に同じなため、ある程度までいくと盛り上がりが止まってしまうのも、体感できないことに影響しているのかもしれません・・・役者に魅力があるのと、話が面白いのとは、別問題ですので !!

いつのまにか観客を迷路に迷い込ませておいて、知らないうちにフリダシへ戻らせてしまう ! ただし、最初にフリダシから出発した時より沢山の荷物を観客に背負わせて・・・そして観客がそれに気付いた時、心に嵐が熾り皮膚が粒立ち全身に悪寒が走ってしまうという鳳作品に再び出逢えることを楽しみにしているので、今回の作品だとチョット喰い足りない感じがします。

まぁ、いつも、鳳さんの芝居は二回観るときっと印象が変わると思うのですが、残念ながら今回は一回しか観られませんので・・・

 

 

炭酸ズノウプロジェクト「ユニバス」 大塚/萬スタジオ 2004/01/25  2004/01/25

以前からその片鱗は見せていたのですが、今回はいよいよパワーマイムに挑戦するということで、ご案内をいただきました。

いろいろなジャンルをいろいろな手法で見せてくれる劇団で、その度ごとにそこそこ面白い芝居を創り上げてくれるのですが、このパワーマイムという表現方法は無限の可能性があるように見えて、舞台空間や状況の設定などの多くの部分を観客の想像力に委ねるという関係で、観客が芝居を観ながら頭を働かせなければならないという点で、実は表現の幅が狭いように感じます。

もちろん表現方法などの細かい部分ではカプセル兵団や劇団ファントマなど、それぞれの個性を出している劇団も多くあるのですが・・・

 

で、作品のほうですが、ストーリー的には単純ですのでスピード感ある展開になっていますが、演技の方がそのスピードに追いついてないというか、リズムが合っていないというか、もっと場面場面で演技のテンポが変わってくれると観客としてはありがたいのですが、場面ごとのメリハリ今一つなので、観ているほうがそれを補うために頭をフル回転させなければならないのがちょっと辛かったですね。

あと、筋と関係の無いクスグリ(それも同じ事の繰り返し)が多いのが僕には気になりましたけど、笑っているお客さんも多かったので、これはこの劇団の特色ということで済ませられる範囲なのかもしれませんが・・・ぁ、ヤマトはいいんですよ、あれは筋に関係あることだから !!(謎・爆)

 

 

トランス☆プロジェクト「晴れたらいいね」 池袋/東京芸術劇場 小ホール 2004/01/24  2004/01/25

今回は昔からの知り合い、剛たつひとさんの作・演出ということで、楽しみにしていました。

久し振り以上の時を経ているのに、顔を覚えていて一目見て気付いてくださり、帰り際に固く握手をしてくださった剛さんに感謝して誉めるわけではありませんが、良い舞台だったと思います。

性同一性障害と呼ばれるGIDのことを正しく広く知ってもらうという活動を続けている劇団ですが、前の二作は劇団という特殊な設定であったため、どうしても観ていて、芝居を成功させたいがために皆が我慢して当事者に付き合うというような感じが拭えず、残念で歯痒い感じがしていたのですが、今回の舞台ではそれが無く、より実生活で身近に起こりうる設定となっていたので、当事者はもとより、周りの人間の苦悩や葛藤、そしてこれから皆が考えていかなくてはならないことなのだということまでしっかりと描かれていて、心から「晴れたら、いいね !」と言える、拍手のしがいのあるいい舞台に仕上がっていると思いました。
 結論はハッキリとしているのに、芝居として結論を出してしまうと観客への押し付けにしかならないという舞台の難しさを踏まえ、観客の心に考えるという作業を残した剛さんの作・演出も流石だと思います。
 まだ全てが完璧とは言えないまでも、この難しいテーマと真摯に取り組んでいる主宰の月嶋さんはじめ、出演者・スタッフの皆様の努力が観客に素直に伝わる素敵な舞台になっていることが、きっと近い将来実を結び、GIDは障碍ではなくその人の個性なのだと認識される日が、必ず訪れる ! と心から信ずることができる気がします。

 

 

演劇プラン ケトイシ「女王ユリア」 下北沢/空間リバティ 2004/01/08  2004/01/13

一年半ぶりにこの観客席散歩を再開しました。

この間、芝居や映画を観なかったわけではないのですが、書く気がしなかったこともあって遠ざかっていました。

その間に観た楽しい芝居や何でこうなるのォという芝居などもいろいろありましたが、どの芝居も皆、自分たちなりに一所懸命やっているのではないか、最初から失敗しようとしてやっている劇団も、演出も、役者も居ないわけで、お客さんも良いと言う人が居れば良くないと言う人も居る。 観る人の視点が変われば同じ作品でもとらえかたが違って当たり前だし、劇団だってこれだけの数があれば、どんな芝居が在ったっていいというか、自分たちがそう創りたかった芝居に他人が口を挟むことも無い。 観たお客さんが一人一人考えて次から観るか観ないか、役者として関わるか否かを決めればいいのではないかと、そんなふうに思ったのです。

芝居はもっと自由であっていい、劇団も、演出も、役者も、観客も・・・

 

で、今回の「女王ユリア」ですが、二年半前に初演した「ユリア」の再演で、台本と一部の配役が変わって演じられていました。

この変化はもちろん一過性の芝居と言う特色によるものが大きいと思いますが、台本に関しては作者の気持ちの変化が大きかったのではないかと思います。

しかし、観ている方としてはその変化はごく僅かしか感じられず、ごく当たり前のストーリー展開に落ち着いたと言う感じでしかなかったのが寂しかったです。 死ぬ人や殺す人が変われば内容や伝えたいことが表現も含めてガラッと変わっても当たり前だと思うんですが、前回とあまり変わったように感じられず、すべて舞台の上で完結してしまうので、心の底から揺すぶられることも無かったのも前回とあまり変わりませんでした。(前回の「ユリア」ご参照ください)

まぁ、それが主宰のやりたかったことであるのなら、それはそれでいいと思いますが・・・個人的には前作に囚われず、もっと自由奔放に筆を加えていただきたかったと思います。

 個人的には復讐に関して(あの話の流れで、コウシの死に関しては観客は納得していますので、あくまでも赤ん坊のですが・・・)は賛成なんですけど、革命となると・・・ヤッパ、革命は人から押し付けられるものではなく、民衆の中から湧き上がるものでなくてはねッ !!(謎・爆)

 

 

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劇団名

作品名

劇場名

観劇日時

NILプロデュース

NEXT

デイ・プラッツ

2002/8/19

伊勢崎工業高校

「生きててやるんだ、ありがたく思え」

スペース・ゼロ

2002/8/16

大田原女子高校

8-エイト-

スペース・ゼロ

2002/8/16

アクセル

「海がすき !

大塚ジェルスホール

2002/8/11

游劇社プロデュース

「夢で会いましょ !

アルス・ノーヴァ

2002/8/10

シアター・リパブリック

「笹塚颱風」

シアター・リパブリック笹塚スタジオ

2002/4/29

フォーリン・プレイ・シアター

「スピノフ」

駅前劇場

2002/4/29

オークス

「とびっこ」

タイニイ・アリス

2002/4/20

Attic Theater

「にもかかわらずわらうこと」

OFFOFFシアター

2002/4/15

トランス☆プロジェクト

「不完全な空」

ザムザ阿佐ヶ谷

2002/4/6

NILプロデュース

「金曜日のベンチ」

神楽坂デイプラッツ

2002/2/17

オフィス薫付属声優養成所

「孔雀館」

オフィス薫稽古場

2002/2/11

映画

「光の雨」

池袋/新文芸座

2001/12/12

炭酸ズノウプロジェクト

THROUGH THE GATE

シアターグリーン

2001/12/9

ハマコクラブ×キヨコクラブ

「観客不在」

千本桜ホール

2001/12/2

ih舞台製作所

「泳ぐ女」

ザムザ阿佐ヶ谷

2001/12/1

女神

「星辰遊戯T

シアター・ブラッツ

2001/09/30

炭酸頭脳プロジェクト

「青空のムコウガワ」

神楽坂ディ・プラッツ

2001/09/20夜、22

風の市プロデュース

「白痴の空歌」

テルプシコール

2001/08/26

東京あたふた

「ペコ」

千本桜ホール

2001/08/19

ワイキキ

「真夏の夜の夢」

ザ・スズナリ

2001/08/18

NIL

「ダム・ウェイター~女性版~

タイニイ・アリス

2001/08/07

ビタミン大使ABC

「ホームライク・ホームレスネス」

紀伊國屋ホール

2001/08/06

池の下

「戦場のピクニック」

タイニイ・アリス

2001/08/05

ゴキブリコンビナート

「報復ファンタジア」

ウエストエンド

2001/07/29

PRESENT

GHOST

武蔵野芸能劇場

2001/07/28

夢援隊Company

TIME~滅びの國~

萬スタジオ

2001/07/27

東京たっちゃぶるS

4人のメロス」

千本桜ホール

2001/07/26

グーフィー&メリーゴーランド

CASTIGADOR 2

銀座小劇場

2001/07/26

TABASCO

「舞台に立ちたい」

アルテ・パティオ

2001/07/20

たこやきキラーズ

「夏の思い出」

OFFOFFシアター

2001/07/13

Unitはーふむーん

KENJI~銀河鉄道の宴~

Sama Sama

2001/07/11

蹴飛ばすイシの行方

「ユリア」

シアター・プラッツ

2001/07/08

ファントマ

「エンジェルダスト」

シアター・モリエール

2001/07/04

エンジ企画

R-Life リメイキングライフ」

MOMO

2001/07/03

激弾BKYU

「ジャック・スパイラル」

ザ・ポケット

2001/07/01

映画

「みんなの家」

仙台/日乃出劇場

2001/06/19夕方

うるとら2B

COPY

萬スタジオ

2001/06/29

むげん堂

「瞬きの都」

タイニイ・アリス

2001/05/23

グーフィー&メリーゴーランド

COOL FISH

パンプルムス

2001/05/20

○○○○○○○○○○○○○○

「×××××××××××」

スペース△△△

2001/05/16

 

 

l        最近観た映画

 

「光の雨」於池袋/新文芸座 2001/12/12  2001/12/24

なんと言うか、僕にはツライ映画です。 映画そのものは連合赤軍の実態とかバックステージ物としての表現とか青春群像劇として良くできているのですが、描かれている連合赤軍の実態があまりに人に対する愛が無いものですから、観ていて辛くなります。 それを救うためにバックステージ物としての青春群像劇という構造をとったのかもしれませんが、そんな程度では救いきれない狂気が溢れているために観終わった後でいやな気分がする方もおいでかもしれません。

ついつい、地下鉄にサリンを撒いた某カルト教団の間違った信奉や、自己中心で愛の無い指導者に乗せられただけの行きすぎた改革などと重ね合わせてしまいます。

その意味ではこの映画が描こうとしている事は的確に表現されて完成された映画なのだとは思いますが・・・

あとはご自分でご覧になって評価してください。 できれば皆さんのご意見を[あなたの観客席]にアップしていただけると嬉しいです、映画は芝居以上に個々のとらえ方の違いが表れると思いますので。 

 

映画

「光の雨」

池袋/新文芸座

2001/12/12

映画

「みんなの家」

仙台/日乃出劇場

2001/06/19夕方

 

l        お気に入りです

 

映画「ザ・ダイバー」於仙台/日乃出プラザ 2001/06/19  2001/06/22

雨で松島見物をあきらめたオフの一日、映画館のハシゴと決めて朝一の回を観に行くと、ラッキーなことに初回割引とかで1,000円で入れました。

主人公の子供時代から始まるその映画はこまかい部分まで気を使ったつくりでグイグイと引きつけられ、無意識のうちに観客に当時のアメリカの恥部を伏線として焼き付けていきます。

そしてその伏線は相手役のデ・ニーロが登場するとき、そしてその後の関係にも影を落としていきます。

楽しい映画とは言い難いかもしれません、でもいい映画だと思います。

いま学校で演っている芝居[ハックルベリー・フィン]に通じる部分が多く自分にとって勉強にもなりましたし、これからの自分の芝居になんらかの影響を与えてくれるのではないかと思えます。

オフの雨は自分の芝居をもう一度チェックするいい機会でした、こんな素敵な影響を与えてくれる作品にこれからもたくさん出逢いたいものです。

 

 

 むげん堂「瞬きの都」稽古場に潜入してきました。  2001/05/12

いやいや、面白い台本でした。 こんなホンをポンポンと何本も書いてしまえるなんて、いったい鳳いく太の頭の中はどうなっているのだろう? なんて本人には絶対に言わないんですけどね、調子に乗るから・・・

むげん堂の役者達は幸せモンだ、自腹切って芝居打った甲斐はこれだけでもあるってもんだヨ!

あんた達(むげん堂さんのことね)もう若手なんて言葉に甘えてらんないよ、あんた達より若くて芝居を志してる人間は、この世の中にウジャウジ居るんだから!!

游劇社では鳳サンが若手だって甘やかしてくれるかもしれないけど、あんた達がそれに乗っかってちゃいけねェやな。

本気出してホンや演出と闘ってみなよ!って言ったって、喧嘩しろってことじゃないよ、全力尽くしてホンや演出乗り越えてみなよ。

そうすりゃ観客のなかにだってあんた達の世界が拡がるよ。

芝居はホン次第なんて言う人もいるけど、そのホンや演出、生かすも殺すも役者次第だってこと忘れちゃいけないよ。

あんた達本当に本気になればできるって!

あと十日間、その本気が無意識のうちにでてくるようになること、期待してますよ。

村尾チャン、京都から観にくる価値あると思うよ、平日だけど是非おいでよ。

お読みになった皆様もお時間とお金の都合のつくかたは是非、游劇社HPにお得な割引情報も載ってます。

 

 

加藤健一事務所「セイムタイム・ネクストイヤー」  2001/05/10

あれは何年前だったでしょうか、前々から観たいと思っていたこの芝居が本多劇場で最後の上演になると知って下北沢へ飛んで行き、自分は観られるのだろうかという不安と期待を胸に当日券の列に並んだのは。

運良く入れた(満席で入れなかった人もいました)その芝居は途中の休憩も含めると三時間近いものでしたが、一時間半程にしか感じないほど楽しく、愉快なものでした。

当時もう絶版で手に入りにくかった戯曲を見つけたときは本当に嬉しかった、いつかこの芝居をできるような役者になりたいと願っているのですが・・・

今回の再演を機に劇書房さんが戯曲を再版してくださると良いのですが。なにせ知り合いに読んでみてと言っても、皆に手に入らないと文句を言われる始末でしたので。


これ以降に観た芝居はブログに掲載しました、お読みになりたい方はブログにいらしてください。→[小劇場の小窓 Blog]


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